【本気すぎる口コミ】小学校英語指導者資格があれば教室を開設できる?
目次
こんにちは。
在日オーストラリア人、英語教師のOliviaです。
さてすでにご存じの方は多いと思いますが、このサイトは「英語初心者向け」の内容を取り扱っています。
でも・・・
英語の知識が身について、英語が話せるようになったらどんな世界が待っているのでしょうか?
気になりませんか?
そこで今回は、英検準1級・TOEIC840と英語力をグングン伸ばした「近藤さん」にお話を伺ってみました。
※ここから先は、「小学校英語指導者資格」を取得した近藤さんの体験談です。
近藤さんってどんな人?
在学中に取得した英語の資格は英検準1級、TOEIC840。
(独身時代は海外で生活をしていたこともあり、語学力には自信があります。)
結婚を機に日本に戻り、妊娠出産。
(治安のことを考えると…)
子供が小学生になって自由な時間が増えたので、自分の特技「英語」を生かして仕事をしたいと思うようになりました。
働き方の選択肢として考えたのが、この2つ。
- 小学校の非常勤英語講師
- 英語教室の開設
この2つの働き方に必要な資格が取得できるのが、アルクの「児童英語教師養成コース」だった・・・というわけです。
そして資料を請求し、受講開始。
今は自分で教室を開設しようと、アレコレ計画中です!
児童英語指導者資格認定とは?
はじめまして。近藤です。ここから先の体験談を担当させていただきます。
英語力には自信があるから、子供に英語を教えたい!
でも、子供に英語を教えるためには「指導力」が必要です。
だけど当時の私は「英検準1級とTOEIC840」という英語力しか証明することができませんでした。
小学校英語指導者の資格があれば、英語力と指導力の両方を証明出来ます。
この資格を取得しているということは、十分な英語の知識があり、子供に教えるための技術があるとみなされるからです。
【1分でわかる】小学校英語指導者の資格~3つのポイント
どうして小学校英語指導者の資格があるだけで、そこまで有利なのでしょうか。
資格を実際に取得した私が、3つの特徴をまとめました。
特徴1.内閣府から認証を受けている
「耳慣れない資格だから不安」という人もいるかもしれませんね。
小学校英語指導者は、NPO小学校英語指導者認定協議会が認定する資格です。
NPOと聞くと「認知度はあるの?」「キチンとした資格なの?」と思われるかもしれませんが、ご安心を。
2003年9月に内閣府から特定非営利活動法人として認証を受けています。
国家資格ではないので、合格率10%以下…なんてこともありません!英語が好きで、子供に教えたいという気持ちさえあれば資格を取得できます。
さらに教員免許のように学校に通う必要もないので、
- 会社に通いながら将来のため
- 定年後の働き方の一つとして
- 主婦業の傍ら勉強を開始
- 得意な英語を生かして副収入を得たい
などなど、様々な肩書の方が資格取得を目指しています。
特徴2.小学生の英語学習早期化
「せっかく資格をとっても需要がないのでは…」という不安もありますよね。
その点に関しては、全く心配いらないと思います。
すでにご存じの方が多いと思いますが、2020年に小学校の英語教育早期化が本格始動するからです。
英語教育の開始が5年生から3年生に、そして英語の成績が通知表で評価されます。
(これまでは小学校の英語は通知表で評価されませんでした)
さらに驚くのは、中学校の英語はオールイングリッシュを目指すということ
私たちの世代では考えられないほどの英語教育が、まさに今始まろうとしているんです。
では小学校の先生方は、皆さん英語が出来るのかというと・・・
出来ない方がほとんど。
それはそうですよね。
だって採用された当時は、英語力を求められていなかったのですから。
これは私たちにとってはチャンスです。
学校側が小学校英語指導者資格を持った民間人を、英語の非常勤講師として雇う枠がググーッと拡大するのですから。
さらに小学校はもちろんのこと、今は私立幼稚園でも需要が高まっています。
英語力を重視する親が増えたため、幼稚園側も英語教育に力を入れざるを得ないという状況なのだとか。
小学校に入る前に英語力をつけておかないと、周りについていけないかも…という親心ですね。
特徴3.働き方のスタイル色々
「子供に英語を教えたいなら、教員免許を取れば?」とおっしゃる方もいます。
でも教員免許を取得して働くとなると学校に雇ってもらい、基本的には毎日出社…というサラリーマン的ライフスタイルになってしまうでしょう。
だけど小学校英語指導者の資格があれば、働き方のスタイルは色々です。
小学校や幼稚園の非常勤として、イベントのピンチヒッターとして、個人教室の講師として。
「こうやって働いてみたいな」に合わせて、自分で働き方を決められるのです。
仕組みが知りたい!小学校で外国語活動を行う流れ
- 教員免許を持っていないのに、どうして学校で働けるの?
- 自分で学校に問い合わせるの?
- 非常勤講師の募集はどうやって知るの?
・・・このような疑問がおありの方は多いのではないでしょうか。
小学校英語指導者の資格を認定している団体は、内閣府から活動を認証された「J-SHINE」です。
資格の取得後は、名前がJ-SHINEのウェブサイトで公開されます。
※情報公開を希望した場合のみですが、小学校からのオファーを待つなら公開しておきましょう。
基本的には、学校側からのオファー待ちが多いです。
非常勤講師を探している教育委員会や小学校の担当者がJ-SHINEのサイトを見て候補者を選び、実際に面接を行った後に採用が決まります。
ただし、今すぐ働きたい!という場合は自分からアプローチもOK。
▼流れはこのような感じ
①自分が住んでいる地域の教育委員会や、小学校の住所を広報やインターネットで調べる。
②直接手紙もしくはEメールで、小学校での活動を提案する。(経歴や、活動案、J-SHINEの資格証明書のコピーなどを添付。活動内容の魅力的な提案があると、採用率が上がるそう)
③返事待ち。筆記試験や面接、実際の授業風景を再現するなどして本採用が決まります。(書類だけで「はいOK!」ということは、まずないです。
アプローチの場合は、働きかけの時期も大切!新学期に合わせて採用を検討してもらえるよう、遅くても12月頃からアピールしていきたいですね。
児童英検資格認定はどうやって取得する?
児童英語資格があれば、私の夢だった「英語教室開設」が叶う!!
そう確信した後に、私が調べたのはどうやったら資格が取得できるのかということ。
調べてみて、大きく分けて2つの方法があることが分かりました。
1.通学タイプ
J-SHINEが認定している英会話スクールに、実際に通いながら資格取得を目指します。
「イーオン」では、週1~2回の通学(通学期間8~13か月)でだいたい30万円前後かかることが多いようです。
2.通信講座タイプ
J-SHINEが認定している英語講座を自宅で受講して、資格取得を目指します。
「アルク」では受講期間の平均が6か月、講座の受講料は9万円弱。その他登録料などを含めると合計12~15万円ほどかかることが多いようです。
通学タイプ・通信講座タイプともに、いくつかのサイトを調べてみた結果「平均受講期間は6~12か月」、「費用は15~40万円」という結果でした。
受講期間と費用のバランスを見ると、アルクの通信講座が良さそうだな~と思いますね。
【体験談】アルクの児童英語教師養成コース~近藤さんの場合
私が選んだのは、アルクの「児童英語教師養成コース」。
イーオンの教室に通うことも考えましたが、費用が倍以上かかること、子供の送り迎えの時間を考えると難しいかなと。
▼実際に届いた教材
- 学習ガイドブック
- テキスト
- DVD
- CD
- サンプル教材(生徒用、講師用)
- テスト
- レッスンプラン(提出用)
テキスト:英語力トレーニング
英語に自信がない、久々の英語で不安、という人に心強い「初心者向けの内容」に仕上がっています。
基本的な英語力の確認用テキスト、という感じでした。
私のように基本的な日常会話に困らないレベルの方は、パラパラ読む程度で十分だと思います。
そうそう。
英語力トレーニングは2冊あるのですが、英語が得意だという人も「②」だけは読んでみてください。
ちょこちょこコラムが入っていて、疑問の解決に役立つ書籍などが紹介されています。
「子供に英語を教えるて、こういうことなのかぁ」と、具体的にイメージできるようになりました!
テキスト:英語を教えるための基礎知識
私の中で、永久保存版のテキストです!!
英語学習に限らず、子供の教育に携わる方全てに役立つテキストだと思います。
冗談抜きで、このテキスト3冊だけで受講した価値があるほど。
子供は1人1人性格が違えば、育つ環境、目指す先にあるものも違います。
そういった背景を理解して携わるのと、「私はこうやって教えたい」と自分の理想だけで携わるのでは全然違うなぁと。
特に英語教室を開く方におすすめ。具体例が多いので、すごく役立ちます!
ガイドブック
説明書とか読まないタイプの私ですが、このガイドブックはしっかり読み込みました。
▼水色コースガイド
教材の進め方を詳しく書いてあるガイドブックです。
1ヵ月目はこの教材、2か月目はこの教材・・・というのがイラストで分かりやすく描かれています。
▼ピンク色コースガイド
私の永久保存版。笑
英語教室を開設したい人の疑問がギュギュッと詰まっています。
ネットだと手に入らない具体的な情報が多く、「あ、こういうときは〇〇に申し込んで、△△すればいいのか」と納得できます。
「教室を開きたい!という気持ちは大切だけど、家族の理解を得ることも大切」など、心の友のようなガイドブックです。
英語教室を開きたい方なら、「うんうん、そこが悩んでたのよ」と納得できるはず。
そして読み終えた後に「そうか。そうするためには、まずは〇〇すればいいのね」と前向きに行動できるようになります。
【最後に】小学校英語指導者資格認定を取得して~近藤さんの場合
- 子供が少し大きくなった。
- 自分の時間が持てるようになった。
- 自分のために使える時間が増えた。
何しようかな?
ヨガ?料理?
うーん、どうせなら収入につながることを始めたいな。
そうだ!
得意な英語を生かして、子供たちに英語を教える仕事がしたいな。
そんな思いで、アルクの児童英語教師養成コースを受講しました。
実はまだ先月受講を終えたばかりで、この資格をどう仕事に活かしていくかは、まだまだこれから。
自宅の英語教室を開くためには夫や子供たちの理解が必要なので、まずは地域の小学校の非常勤として経験を積もうと思っています。
J-SHINEには登録済みで、あとはオファーを待つのみ。
もしオファーが来なくても、近くの市立幼稚園で「英語講師を募集している」と聞いたのでアプローチをかけてみるつもりです。
自分でもびっくりするくらい凄い行動的になりました。笑
資格を取った、というのが自分の自信につながっているのだと思います。
今は「○○ちゃんのママ」としてでなく、一人の女性として楽しめているような気がするんです。
英語が好きで、子供が好き。
この2つを仕事にするなら小学校英語指導者資格は凄く強みになります。
この体験談が、同じような思いを抱えている方の参考になれば幸いです。
近藤
私が受講したのはアルクの通信講座。
気になる方は、リンクを貼っておきますのでどうぞ^^